ビジネススキル

ビジネスパーソンが身につけるべき3つの習慣【7つの習慣より】

緊急度と重要度から考える優先順位

こんにちは。GrandJourneyのサトーです。

今日は私が心掛けている「本当に大切な3つの習慣」の話をします。

世の中には多くの啓発本が出回っていますが、あれを読んだりこれを読んだり、違う事が書いてあったり何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。

私は沢山の啓発本を読んで気付いた事があります。それはどの本を読んでも「7つの習慣」にたどり着くという事です。

有名な本ですが、逆に読んでない。という人も多いと思いますし、

7つでも多いという方向けに、「私がその中でも特に大切にしている3つの習慣」を選んでお伝えします。

まず先に、その3つの習慣をお伝えします。

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

第3の習慣 最優先事項を優先する

第7の習慣 刃を研ぐ

出所:7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー

では、本から少し引用させてもらい、私の経験と共にどうしてこれが大切なのかお伝えします。

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

「「終わりを思い描くことから始める」は生活のさまざまな場面やライフステージに当てはまる習慣だが、もっとも基本的なレベルで言うなら、人生における全ての行動を測る尺度、基準として、自分の人生の最後を思い描き、それを念頭に置いて今日という一日を始める事である」

出所:7つの習慣

皆さんは毎朝、1日が始まるタイミングでどんな最後を迎えたいかを考えて生活していますでしょうか?

多くの方は「今日やらなきゃいけない仕事・作業」に目が向いてしまい、将来どうなりたいかを思い描いて、

それに向かって進んでいると自信を持って言える人は少ないのではないでしょうか。

例えば、車で旅行する事を想像してみてください。まず初めにすることは、「行き先を決める事」ですよね。

次に「予算を把握して」「何で行くか」を決めると思います。

旅行に行くのにまず「車の仕組み」を調べる人はいませんよね?

人生でも同じことで、まず「どこに行くか」を決めて、最終地点を目指さない事には、

迷子になり、しまいにはガソリンがなくなって、途方に暮れてしまいます。

人生における大きな目標を立て、それに向かって進んでいるか確認するため、

朝起きたら(日々の生活の始まりの時)、「どこへ向かうか」「向かっている方向は正しいか」「そのためには今日何をするか」を考えましょう。

ちなみに私は毎日少し早起きして、1時間ほど早く職場のそばのカフェに向かいます。そこでは毎日決まった事を書きます。人生の目標と今日の目標です。同じカフェで目標の落とし込みをしていたら、店員さんも何も言わなくてもコーヒーを落とし(抽出)てくれるようになりました。(笑)

第3の習慣 最優先事項を優先する

これは当たり前に聞こえますが、出来ている人は少ないです。実は優先事項を優先するためには「終わりを思い描き」それを「意志」を持って行動しなくてはいけません。 

例えばさっきの内容を読んで「終わりを思い描くのは大切だ!」と思う方も多いと思います。ただ、すぐ手帳を手に取って「終わりを思い描く事」を実践する人はほんの一握りですし、「明日の朝、早く起きるために目覚ましをセットした」人もごくわずかだと思います。

「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人。」
出所:中谷彰宏さん

何が優先事項なのかを考えるときに大切になるのが以下の4つです

① 重要 × 緊急

② 重要 × 緊急じゃない

③ 重要じゃない × 緊急

④ 重要じゃない × 緊急じゃない

緊急度と重要度から考える優先順位
緊急度と重要度から考える優先順位

そして、1番注目して欲しいのは②の重要だけど緊急じゃないことです。第二領域と言います。私は意識的に③④の作業はなくすようにし、出来るだけ②に時間がさけるように生活をしています。        

ちなみに私は「自分ルール」を作っています。例えば、自分の時給以下の行動はしない。お酒を飲んだら1000円貯金する(お酒を飲むと判断力が鈍るため)など。③④の領域にいかないように、工夫することが大切です。

第7の習慣 刃を研ぐ

これはこの大切な習慣をしっかりと実行するために「自分を磨く」事を指します。

大きく「肉体」「精神」「知的」「社会・情緒」の4つです。

「肉体」「精神」はわかりやすいですよね。例えば日々ジムに通って鍛えてみたり、自分の時間をつくって精神統一してみたり。

「知的」は受験や資格を取れという事ではなく、様々な「知」に興味をもって取り組もうということです。私はここでも「自分ルール」を採用していて、「本代は1円もケチらない」というルールを設けています。気になった本はすぐ買って、様々な知識を得る仕組みをつくっています。

「社会・情緒」はそれらを他人に向け、相手を思いやる事だと私は思っています。知識をつけたから偉そうにするのではなく、困った人を助けるために使ったりすることだとイメージしてください。

出来る事からやる事が重要です。余裕が出来たらボランティアをやろうと思っている人はやりません。出来る範囲からやってください。参考に私がやっている事を3つ共有します。

①献血をする

これもひとつの社会貢献です。したことない人はしてみてください。友人または恋人と。社会貢献出来るだけではなく、共通の話題が広がります。

②1円、5円は募金する

どこでも良いので、募金をしてください。金持ちになったら100万円寄付するとか言っているようでは、絶対出来ないです。なぜなら、今1円、5円を募金することができない人はいつまで経っても、余裕を持てないからです。また、財布に1円と5円を入れない事で、そこのお金は満たされているという気持ちにもなり、自尊心があがります。

③知識の共有

私と会った事がある人はみんな「勉強になる事が多いまたは前向きになる」と言ってくれます。知識の共有をすることで社会貢献をしているイメージで、学んだことをアウトプットするようにしています。それは実は自分の記憶の定着にも役立ち、嫌味のない知識の共有は良い事尽くめです。

まとめ

7つの習慣の中でも、より意識した方がいい事を抽出しました。ただし、欲を言えば、7つの習慣全てを意識して行動のアップデートをするのが良いです。しかし、最初から全てを意識するのは大変なので、最低でもこの3つは明日から意識して、過ごしてください。

昨日より、今日が。今日より、明日が更に良くなりますように。