ビジネススキル

無駄に時間をかけていませんか?仕事がスムーズになる伝説の法則!【パーキンソンの法則】

こんにちは。GrandJourneyの代表をやってるサトーです。今回は働き方の内容を伝えたいと思います。

残業が多い、会議が長い、働き方を変えたいそんな方々必見です!

みなさん「パーキンソンの法則」というものをご存じでしょうか?

パーキンソンさんは、イギリスの学者で、

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

という法則を打ち立てました。

難しい感じで書いてありますので、ここから具体的に内容を見ていきましょう。

パーキンソンの法則をまず知ろう

みなさん、残業は多いですか? 会議に数時間もかけていませんか?みなさんの仕事の時間軸の設定はどうなっているでしょうか?

耳が痛いですが10時間かけた仕事は実は5時間の仕事で済むようなケースが多いのです。そのためにパーキンソンの法則を知っておきましょう。

まずはイメージ図をご覧ください

パーキンソンの法則というのは簡単に言うと

「設定した時間までその仕事をやってしまう本当はもっと早く終わるのにという事です

どういうことか、ちょっとみなさんの仕事風景を思い出してみてください。

あなたが上司からとある仕事を2つ頼まれました。1つは10時間かけて完成をめざす。もう1つは5時間で完成をめざすものです。

イメージできましたか?

パーキンソンの法則によれば、10時間の期限を与えられたものは、10時間全部を使って仕事を完成させます。時間に余裕がある分、必要なクオリティに達していたとしても、残りの時間をかけて必要のないクオリティを求めたりしてしまいます。

一方、5時間しか与えられていない場合は、必要最低限の情報とクオリティで仕上げるはずです。

このように、「仕事の量は、与えられた時間まで膨らんでしまう」というのが、パーキンソンの法則です。

対応策 2つの方法

パーキンソンの法則を知っているか、知らないかで、対応策は大きく変わります

ここでは僕が実際にやっていた対応策を紹介します

周囲の平均より少し早く終わらせる(生産性を高める)

僕の職場では大体みんな19時過ぎまで働いていました。その時は同僚の全員が「19時までやるものだから」という理由で残っていたと思います。

なので僕は必ず18時までには帰るというルールを自分で作っていました。

実は当時の上司に「どんなに長く働いたって人間は1日10の仕事しかできないんだから、短い時間で10の仕事を終わらせて早く帰りなさい」と指示をしてもらっていました。

※今思うとパーキンソンの法則を分かりやすく教えてくださっていたんだと思います。

タスクの細分化

1~10までの仕事があるとする場合、1~10を10時間以内と区切るのではなく

1を1時間以内。

2を1時間以内。

と細かく区切ることで、適宜修正しながら、必要な価値を作り上げることができます

ただ、ここを細かくしすぎて、タスクの細分化自体に時間をとられないようにする点は注意が必要です

その他の注意点

実は仕事以外でも、パーキンソンの法則があてはまることがあります。

それは「お金」です。人間は、収入に比例して支出も増えていきます。

みなさまも思い当たる節はあるんではないでしょうか?ボーナスが入ってきたらすぐに使ってしまう。給料が増えたらその分生活レベルを上げてしまう…等々

勿論お金は使うべきものですが、生活レベルが無駄に上がってしまう事からお金が貯まらなくなって、将来困ることになります。

なのでそんな時は、収入の「割合」か「絶対額」で何をするか分ける事です。

例えばですが

・収入の5%を自己投資に充てる

・収入の10%を貯金または資産運用に回す

・遊びのお金は3万円以内(お酒、旅費、他すべて含む)

・彼女への使うお金は...等々

消費するものは「絶対額」で、自己投資などは「割合」で決めています。

まとめ

① 仕事量は時間の分だけ膨張する

② 周囲より早く仕事を終わらせる(生産性を上げる)

③ タスクを細分化する

④ 収支を「絶対額」と「割合」できめる

どうでしたか?明日から、パーキンソンの法則を意識して働いてみてください!