GrandJourneyのトミーです
あなたのまわりに、「いつも忙しそうなのに、生産性が低く、仕事を増やす人」はいませんか?
今日は「無能な働き者」について記事にしました。
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね!
【4タイプ】無能な働き者とは
これはドイツの軍人のゼークトさんが定義したもので、
軍人は4つのタイプに分けられます。
①有能な怠け者
②有能な働き者
③無能な怠け者
④無能な働き者
引用:ゼークトの組織論
あなたはどこにあてはまりますか?
少し考えてみてください。
どこか考えられましたか?
ではそれぞれ向いている仕事があると言っていますので、確認していきましょう!
それぞれ向いている仕事
有能な怠け者は司令官
有能な働き者は参謀
無能な怠け者は下級兵士
無能な働き者は射殺せよ
引用:ゼークトの組織論
少し過激な言葉もありますが、時代背景も踏まえてご了承ください。
自分に自信がない人や、有能ではないと思う方はまず②の有能な働き者をめざしましょう。
では、少し内容を説明します。
有能な怠け者は司令官に
有能な怠け者の特徴は、「有能」なので判断力に長けている。
そして「怠け者」なので人を動かす能力に長けている。
つまり、組織のトップやリーダーに凄く向いているんです。
あなたの周りに「サボっているんだけど、生産性が高い」方がいるんじゃないでしょうか?
私も会社員時代の上司で凄いサボっているのに営業成績がトップクラスの人がいました。
その人に話を聞くとやはり「人を動かす能力」が圧倒的に高く、私もいい意味でその人に動かされていました。
しかし注意点があります。それは「怠け者」をその言葉通りに受け取って何もしないことです。
怠けて何もせず、人も動かせないのであれば、それはただの「何もしない人」です。
その先輩も、色々な経験をしたうえで「有能」になり、その上で「人を動かして」いるんです。
有能な働き者は参謀
次は有能な働き者です。
有能なので判断に優れており、働き者なので自分で全部やってしまいます。
ここに属する人は「経営のサポート、社長の右腕」というポジションが向いています。
基本的には上司や部下からの信頼が厚あついひとがこのイメージです。
有能な働き者の注意点としては、全部自分でできてしまうので、部下が育ちにくい点があるかと思います。
社長の右腕としてずっと自分しかやらない場合はそれでもいいんですが、組織を作ることや、上司にならなければいけない人は
「俺はできるのに何で(無能な)部下はそれができないんだ」というジレンマに陥ります。
トップ営業マンがチームの長になっても、結局自分が営業することになり、自由な時間がとれなくなるのはこういう理由です。
無能な怠け者は下級兵士
無能な怠け者は、無能なので判断ができず、怠け者なので自分から考えることをしません。
ただし考えることもしないので、単純に与えられたものをこなします。
なので、そんな部下を持った場合は、決まったルールの仕事をさせる事が大切です。
肉体労働や単純事務がそれにあたります。
当事者からすると、給料が低く働かされてると思っているかもしれませんが、考えることもせず、単純作業をしているので当たり前です。
逆に言うと、人間の大多数はここに属します。
サラリーマンや事務職員など、程度の問題はありますが、基本的には組織のトップから降りてきた仕事をこなすことをしているんではないでしょうか?
自分がそこにいる!と思う人は、ここを抜け出すために、まずは有能な働き者の真似をして、自分が有能になることを考えましょう。
無能な働き者は射殺せよ
ここは一番の問題児です。
無能なので判断などはできません。しかし働き者なので、無能な意志で働きます。
まわりからすると、無駄な仕事を増やして迷惑をかけ、コストを増やします。
一番厄介なのは「私は働いている!」と主張してきて、プライドが高い事です。
組織としての一番大事な経営判断は「やらないことを決める」事だと私は思っていますが、こういう人がトップについてしまうと、無駄なことをやらされ、自分の成長にならず時間が刻一刻と過ぎてしまいます。
もしあなたが無能な働き者であるなら改めるべきですし、組織のトップがそうであるなら、いち早く抜けるべきですし、同僚がそうなら、関わらないようにするべきです。
まとめ
人間は4つに分類される
①有能な怠け者
②有能な働き者
③無能な怠け者
④無能な働き者
まずは自分が有能になることを考え、その次に人の動かし方を学びましょう。
いかがでしたか?
明日の仕事からぜひ実践してみてください!