ビジネススキル

選択肢が多いのは悪!最善の選択するために必要なスキル「大局観」。

GrandJourneyのトミーです。

今日は仕事の進め方について僕が大切にしている考え方を紹介したいとおもいます。

みなさん将棋の羽生善治先生はご存じかと思いますが、羽生先生が書かれた「大局観」という本を読まれたことはありますでしょうか?

私はこの本を読んでから、仕事の考え方や取り組み方が大きく変わりました。簡単にですが私なりの仕事の進め方をお伝えしたいと思います!

明日からすぐ使える記事を選んでますので、ぜひ実践してください!

選択肢を狭める

私が大切にしている事は「意識的に選択肢を狭める」という事です

選択肢が多いことはいい事。というイメージがありませんか?

勿論一定の選択肢は必要ですが、問題なのは「選択肢が多すぎないか?」という事です

現代社会では様々な情報にあふれていて、いろいろな選択肢があります。それぞれにメリットデメリットがあって、それぞれが微妙な違いで、そのために全ケース検証していたらきりがありません。

実は選択肢が多すぎることは、仕事や人生を前に進めるうえで、「悪」にもなりえます。

なので、数ある選択肢を全体的な所から眺めて、ざっくり方向性を決めて「それ以外の選択肢を如何に切り捨てられるか」が大切です。

選択肢を狭めるイメージ例

実際これは訓練でどうにかなりますし、実はみなさんも日々の中でやっています。

例えば、わかりやすいのは食事の例(オフィスから外にランチしにいくのを想定してください)。

ランチタイムになった時点で「お昼ご飯」という無限の選択肢が出てきます。

例えば「和・洋・中」「エリア・移動距離・時間」「おなかの空き加減・健康」「競合店」「高い・安い」etc

その中で全部のお店をリストアップして、本当に自分に合った食事かメリットデメリットを整理していたら日が暮れて晩御飯になってしまいますよね。

なので皆さんは、全体を見たなかで経験やご自身が大切にしていることから絞っていくはずです。

例えば、「健康を気にしている、仕事が忙しく時間がない」

であれば、「オフィスから近くてさっと食べれる健康的なもの」に絞り込み、近くにある何店舗からお店から選べます。

そうすれば、選択肢が少なくなるので、さらに深いところまで調べることができます。

A店は安いけど野菜が少ない、B店はサラダがついてくるけど一番遠い、C店はとにかく近いetc…

そうなると、「サラダがついてくるし、30分は時間があるか、B店にしようかな」 と最善の選択をすることが可能になるんです。

仕事に落とし込む

仕事と言えど、提案を受ける側なのか、提案をする側なのかで方法は変わってきますが、大枠は一緒です。

ポイントは

  1. まずは全体感をみて多くの選択肢があることを知る
  2. 経験や論理をもとに選択肢を狭める                                

(初めは経験豊富な先輩に相談してみることや、紙に書き出して絞る事項を整理するなどがおススメです)

  1. 絞った選択肢を深掘りして提案(する側も受ける側も)に活かす

この3つがポイントになります。

私が提案書をお持ちするときは、基本的に全体像をみせてから、お客様の特性に合わせ選択肢を狭め、選びやすい環境づくりを心がけていました。

まとめ

この情報化社会で、多すぎる選択肢の中から選ぶのは大変で非生産的です。

選択肢を絞り、深掘りするからこそ本当に良い判断ができるんです。

  1. 意識的に選択肢を狭める
  2. 選択肢の狭め方としては「大切なワードを書き出す」「熟練者にコツを聞く」「経験」

いかがでしたか?

明日の仕事からぜひ実践してみてください