フリーランス エンジニア が知らないといけない、技術経歴書( スキル シート )の書き方について
既にフリーランスエンジニアとして活躍されている皆さんであれば、
ご存知かもしれませんが、これからフリーランスエンジニアとして活躍することを考えている方向けに
技術経歴書の書き方をお伝えします。
技術経歴書と職務経歴書の違い
技術経歴書?職務経歴書とは違うの?
「 職務経歴書 はもう作ってあるので、こちらで良いですか?」と、ご自身の職務経歴書を送られる方をたまに見かけます。
職務経歴書と技術経歴書(スキルシート)は似ていますが、実は使用目的が違います。
職務経歴書
正社員エンジニアなど、その企業の社員になることを目的とする事が多いです。
必然と、職務経歴書に目を通す方は人事部になります。
なので、詳細を細かく記入するというよりはより簡潔に知らない人が見てもわかるように記入する必要があります。
技術経歴書(スキルシート)
スキルシートは、主に業務の現場リーダーが確認することが多いです。
A社の案件に応募した場合は、A社の現場担当が確認し、そのプロジェクトにアサインしても問題ないスキルを持った人かどうか確認します。
なので、自信のあるスキルについては細かく記入することをお勧めします。
フォーマットや記入方式に決まりはないですが、 エージェント などに言えばその企業のフォーマットが貰えるので連絡をしてみましょう。
技術履歴書作成の3つのポイント
実際に 技術経歴書 ( スキルシート ) 作成にあたって、以下3点に気を付けると良いです。
- 詳細やプロジェクト背景がわかるように記入する
- 情報漏洩に気を付ける
- 自分が見たときにこの人良いなと思えるようにする
詳細やプロジェクト背景がわかるように記入する
人事部は技術の事には精通している方は少ないかもしれないですが、文章読解能力はなどは優れています。
なので、少し言葉足らずな表現などでも、(こういう事が言いたいのかな…?)と前向きに捉える方もいます。
しかし、技術経歴書を見る現場リーダーについては、採用がメインでやっている訳ではないので、人事部などに比べると読解能力が低い場合もあります。
そういった方にもわかりやすいように記入することが大切です。例えば、簡潔な文章で記入する部分と詳細を記入する部分を別けるなどの工夫をするといった事が挙げられます。
情報漏洩に気を付ける
たまに 【 三菱 銀行 システム設計・構築 】や【 NTT データベース 構築 】など企業名を技術経歴書に記載されている方がいますが、あまりよくない印象です。
スキルシートにこのように書くという事は、以下の事を想像する現場担当者やPMもいらっしゃるようです。
- 現場に入った後での情報の取り扱い危惧
- 入った現場の事をスキルシートに書く際に自分たちの現場も同じように書かれる懸念
なので、【 某 大手 金融機関 】などと情報の取り扱いには気を付けましょう。
自分が見たときにこの人良いなと思えるようにする
今作成した技術経歴書に自信を持てますか?
その技術経歴書はあなたの顔になるものです。
例えば、自己PR文章から熱意を感じられない、また、誤字脱字やフォントの違いが多いといったミスが散見されるものなど
あなたが見る側の立場だとしたら、読みたいと思いますでしょうか?
そういったところで差別化を図ることが、稼げるフリーランスエンジニアになっていくコツです。
下記のページから稼げるエンジニアの素質を知っておいてください。
記事:【 フリーランス エンジニア 】大切にする3つの考え方
まとめ
この様に技術経歴書の書き方ひとつであなたの価値を上げる事が出来ます。
なので、事務作業と思わずに【さらに給料があがる】【やりたい業務につける】といった前向きな気持ちで技術経歴書を作成しましょう。
それでもわからない場合や自信がない場合は、TwitterからDMをください。
元金融機関の目線でこの表現よりこちらの方が見栄えが良くなるといったことやあまり公には伝えにくい秘技(よく考えたらわかる事ですが)もあるのでお気軽にどうぞ。
最近はかなり実務的な事をお伝えしていますがいかがでしたか?
明日から取り入れてみてください。
今日より明日がよくなりますように。