GrandJourneyのトミーです。
今日は「やってはいけない戦略のたて方3選」をお伝えしたいと思います。
まず戦略とはなにか
戦略は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である。
Wikipedia
サッカーで言えば、
ありたい姿(試合で勝つ) ⇔ 現状(チームの状態や敵の条件)
戦略は「チームメイトやグランド状況」などを踏まえて、何をレベルアップさせるかを決める。
戦術はレベルアップするためにどんな練習をするか…といったイメージです。
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね。
戦略を立てないとどうなるの?
戦略は何もスポーツに限ったものではなく、ビジネスや人生そのものでも必要になります。
会社員時代に尊敬している上司に言われていた例え話があります。
「みんなでアメリカ行こうって言ってるのに、(日本から)中国に自転車で行くやつがいるか」
です。
ここでは
アメリカが「会社の目標達成」といったありたい姿。
日本が「組織や個人のスキル」といった現状。
自転車が「どんな方法でいくか」という戦術になります。
戦略をしっかり立てないと、到底目的は達成できませんし、とても苦労してしまうことになります。
上の例でいうと
アメリカに行くなら自分たちの状況を踏まえ
「飛行機・船・ボートetc…」様々な戦術を検討し向かわなくてはなりませんよね。
ですのでここから、やってはいけない戦略のたて方3選をお伝えします。
ありたい姿(目的やめざすもの)を明確にしない
まずは目的の明確化が大切です。
先ほどの例にあったように、アメリカに行くのか、中国に行くのか、国内のどこかに行くのか…
これによって、進むべき方向性が変わります。
国内の箱根に行きたいのに、飛行機を用意するなんでバカバカしいですよね。
皆様が会社員なら自社のHPを見てみてください。
必ず経営目標や理念という格好で目指すべき姿が示されているはずです。
ちゃんとこれに沿って行動することで、出世等も早くできる可能性があります。
現状の把握をしない
これは少し嫌な人もいるかもしれませんが、ちゃんと自分(や会社)の現状を把握することです。
自分のスキルや能力、過去の経験、自分の性格、持っているお金など、できることできないことをしっかりと認識しましょう。
それによって取るべき戦略が変わってきます。
例えば英語はもう十分に話せるサラリーマン(Aさん)が、将来海外で働きたいという明確な目標があったとします。
Aさんは現状の把握をしていなくて、ずっと英語のスキルを上げるだけの勉強をしてたらどうでしょうか?
上司としては「英語は喋れるのは知ってるけど、ビジネスの事わかってないから海外には送れないな」となる可能性もありますよね。
英語の能力はもう充分であることをしっかり把握していれば
ほかにも、行きたい国の法律や情勢、マーケットの大きさやビジネスについて学ぶことに目が向きますよね。
嫌な人もいるかもしれませんが、しっかりと自分と向き合い現状を把握しましょう。
すぐオリジナルの戦略をたてる
たまに自分は特別な人間で、何かオリジナリティのあることをいきなり創造できると思っている方がいらっしゃいますが
おそらく現状把握ができていない人が大半だと思います。
戦略を簡単に式で示すと
戦略 = 定石 + α
で形成されています。
そしてこのオリジナリティは「定石」を多く知り、磨き上げることで発生する「オリジナリティ」です。
武士道にも「守破離」という言葉があります。
「守」・・・半人前であり基礎を固める。定石を知る
「破」・・・一人前であり定石をもとに現状の改善・改良ができる
「離」・・・一流であり新しい事(オリジナル)を生み出せる
もうお亡くなりになられましたが、志村けんさんも昔テレビで「常識を知っているからこそ非常識なことができる」と仰っていました。
街でただ騒いでいる非常識な人を見ても「お笑い」にはなりませんが、
常識を知り、様々な笑いの定石を知っている志村けんさんだからこそ、「常識を崩した笑える非常識」を作り出せるわけですよね。
一部の天才の方も、部下や仲間は凡人です。「戦略」のたて方の基礎を知っていないと伝わらない苦悩に悩まさてしまいますので
99%の凡才の方(私も)は必ず学び、1%の天才の方も必要に応じて学びましょう。
ここまで読まれた方は、戦略を立てるための具体的な方法をお伝えしますので
こちらの記事もご確認ください。
参考記事:正しい戦略のたて方
まとめ
- 目標を明確にする
- 現状を把握をする
- まずは基礎をしっかりと固める
いかがでしたか?
明日の仕事から活かしてみてください。
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よりよい明日を作っていきましょう!