Grand Journey のトミーです。
先日「やってはいけない戦略のたて方3選」をお伝えしたかと思います。
※見てない人は是非先に見てください。
ご参考記事:やってはいけない戦略のたて方3選
復習ですが、戦略とはありたい姿や現状把握をしたうえで、取る方法や手法の事です。
式ではこう書きます。
戦略 = 定石 + α
今回は具体的に戦略を立てるうえでの、考え方や落とし込み方を紹介します。
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね。
定石の活用
まず初めての人は「+α」は無視してここだけをとにかくやってください。
定石とは何か?
これは囲碁等の世界で、「研究されてきて最善とされるきまった石の打ち方」の事です。
大学受験で言えば過去問、経営で言えば経営学や哲学、他社事例などがそれにあたるのではないかと思います。
要するに、過去から学び、成功してきたパターンを知り、今に活かすという事です。
定石を活用する上でのポイントは2つで
- 多くの定石を知る(引き出しを増やす)
- 知識だけでなく、反復練習で実践し体得する
です。
知識や歴史を多く学び、「この時はこうする」を多く知り、反復練習で体得しましょう。
個人的な意見ですが、ここをしっかりやることで、いわゆるレパートの法則(8:2の法則)の2割サイドには入れます。
ただ、定石を学んだ残りの2割の中で勝負するためには、「+α」が必要になります。
+αを強化する
+αを強化するために必要なものは、
「速さ」と「角度」です。
速さとは、思考の速さをあげ、過去の定石や方法論を、加工・検証して自分なりの形にし
他の人が実践する前に、自分のものとして実践することです。
角度とは、定石を様々な方向から検証して、一味違うものを作り出すこと。
少し細かく説明していきます。
+αの強化 速さ
+αを出すうえで、大切なのが速さです。
速さにも2つありまして、
- 思考の速さ
- 実践の速さ
です。
思考の速さ
以前将棋の羽生先生の「大局観」について書いた記事があるかと思います。
ご参考:選択肢が多いのは良い事?悪い事?
それに近いものになりますが、複数の選択肢を決めて深掘り検証する。それの繰り返す速さです。
この時に私が思考を整理するときに気を付けていることは
- 図やグラフで分かりやすく整理する
- フレームワーク等をうまく活用する
の2つです。
フレームワーク等を活用し、とにかく速く思考を巡らせ、対応案を考えましょう。
ご参考記事:シンプル に考え勝つ! 簡単 図解 方法
実践の速さ
分かりやすい言葉で「早いもの勝ち」という言葉がありますよね。
上記で、速さをもって考え検証したことを、誰よりも早く実践しましょう。
例えばお好み焼き食べるなら「オタフクソース」とか、マヨネーズは「キューピー」とか
新入社員の時に作った銀行口座を一生使うとか
先行してやることはリスクやコストが伴いますが、イメージを先に植え付けられる大切な要素なんです。
+αの強化 角度
これは言うまでもありませんが、様々な角度から検証するという事です。
私がここでポイントだと思っていることは、「自分の角度の癖を知る」ことだと思っています。
人間は基本的に同じような視点から物事を見てしまいます。
みなさんもご経験はあるんではないでしょうか?
結局同じ視点で悩んでしまったり、同じことをやってしまったり…。
色々な角度から自分の環境を見直すことが大切です。
私は角度を考えるときには、
「近い、遠い、長い、短い、広い、狭い、逆、場所」 等
視点用ワードを用意して、自分が持っていないような視点を持てるように注意しています。
まとめ
- 過去のパターンから定石を知る
- +αは速度をあげる
- +αは角度をかえる
いかがでしたか?
明日の仕事からぜひ実践してみてください。