Grand Journeyのトミーです。
私が金融機関に勤めていた時、社内での競争を強いられていました。
それ自体は悪い事ではなく、どうやれば1位になれるかを常に考えていました。
そんな時帰りに本屋さんに立ち寄りふと目についた本が
「孫子の兵法」という本でした。
この競争を戦と考えたとき、勝つ為にはどうするべきなのか、
とても良い指南書になりました。
今回はその中でも、基礎的な「勝つ為の5か条」をお伝えいたします。
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね
戦うべきか
まず1か条目は「それは本当に戦うべき事なのか」を判断します。
戦うべきか判断する上で確認することは多くありますが、
- 本当に始める事なのかの確認
- 自分自身の能力
- 相手(敵)の情報
- 目的の確認
まずはこれらを抑えましょう。
私の場合は、
- 1位をとることで発言権が強まるからやるべき
- 新入社員であり能力は低い
- 周りはベテランから多くいる
- 自身の成長・組織の評価
といった感じでした。
例えば今社内での競争がある方は
本当にその競争に勝つことでメリットがあるのか?
などを検討しましょう。
将来潰れてしまう会社で、出世競争勝ち抜いても仕方ありませんよね?
始め方
2か条目は「自身の能力に合わせた始め方」を検討することです。
例えば能力がないのに、いきなり優良顧客へアプローチするのは愚かですし
起業したい方が、いきなり今の仕事をやめ、やったことのない仕事をするのも愚かです。
例えば、副業から始める事や、一回起業したい業種に転職する等能力をつけることもできるでしょう。
私の場合は社内での競争に勝つことが目的でしたので
とった作戦は、まず初めの1か月「全部の案件に優秀な先輩を同席させてスキルを盗む」事を徹底的に行いました。
心を1つに
3か条目は「心を1つにできる仲間をつくる」事です。
どんな組織に属していても、どんな人生を送っていてもあなたの人生の主人公はあなたです。
あなたを応援してくれる仲間をどれだけ多く作るかによって勝率も変わってきます。
私の場合は
- 職場の上司
- 同期
- 優秀な先輩
これらを仲間にしました。
職場の上司
「夢(1位をとりたい)」を宣言し、もしサボっていたらケツを叩いてくれとお願いしました。
上司は部下の成長が嬉しいものです。時には怒られることもありましたが、心から応援していただきました。
同期
仲の良い同期で且つなれ合いの仲ではない同期を数人集め
全員で上位を占拠しようと目標をたて、ライングループを作り
日々情報交換や叱咤激励を行いました。
毎日の成果や反省点を共有しあい全員で成長するようにしました。
優秀な先輩
これは私の性格でもあるのですが、
優秀な先輩の話しを聞くとやる気がわきませんか?
「俺もそんな案件やりたい!」とか「すごいな、こうなりたい!」とか。
社内の過去表彰された先輩に会いに行くのはもちろん、社外の優秀な先輩にもアプローチし、関係性を築きました。
今では中々会う機会も減ってしまいましたが、
ちゃんと今でも毎年「あけましておめでとうございます」的なラインを送ったりしてます。
敵の不備をつく
4か条目は「万全な体制を整え敵の不備をつく」ことです。
その時だけサッとやっても大した成果は生まれません。
チャンスが目の前にない時も、常に戦える体制を整え、相手が気付いていない又は気付くのが遅い時に、何か新しいチャレンジをしチャンスをつかむのです。
私の場合、今でいう「ワイフアズワーク」、昔で言う「公私混同」を取り入れていました。
勿論、会社の仕事を家に持ち帰れ!いう事ではなく、
常に仕事の事を考え、仕事に活きる行動をとっていました。
過去の友人との飲み会は極力減らし今戦友として戦っている仲間とのミーティング兼飲み会を増やす事や
これは営業に使えるなとか、お客様喜ぶ情報だなとか
常にセンサーを働かせ暮らしていました。
唯一当時の反省点は、仕事に特化しすぎて「恋人の事を疎かにしてしまった」事です。
私も若く、恋人の気持ちを察することができず、とにかく優秀になる事が恋人との幸せだと決めつけて生活していました。
恋人もしっかりと仲間に引き入れ、応援してくれる様にしておけばよかったと反省しています。
ここだけの話ですが、「仕事と私どっちが大事?」とめっちゃベタな振られ方をしました。
その時は情けない話ですが「どっちも…」と答えてしまい振られてしまいました。
どうすればよかったのかなと悩み、帰りのタクシーで「仕事と私 解答」で検索したところ
「そっと抱きしめる」
が答えです。とでてきました。
是非皆さんもその質問をされたら試してみてください。
将軍との関係
5か条目は「優秀なパートナーを見つける」ことです。
組織でやっていると、自分の力で見つけることは難しいと感じるかもしれませんが、
そんなこともありません。
近くにいる仲間で「潜在的に優秀なパートナー」の潜在能力を引き出しましょう。
相手の潜在能力を引き出すときのポイントは
- 利害を一致させる
- 褒める
これにつきます。
相手にもメリットがあり、良い点があったらとにかくほめる
これを永遠に繰り返すことで、パートナーの能力がぐんぐん上がります。
まとめ
いかがでしたか?
孫子の考えは、大きな組織を動かすときも
小さい組織を動かすときも使えます。
明日の仕事からぜひ実践してみてください!
もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば
お気軽にツイッターDMまたはコーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください!