Grand Journeyのトミーです。
みなさんはブルーオーシャン戦略という言葉を聞きいたことはありますか?
知らない人の為に、簡単にお伝えするなら
「1番を目指す競争に終始せず、未開の魅力あふれる独自の市場」を見つけ出す事を言います。
もっと分かりやすく言うなら、
「みんなと同じ池、同じ釣り竿、同じ餌で、どれだけ釣れるか選手権」からさっさと抜けて
「みんなと違う池、違う釣り竿、違う餌で、独自性のある魚釣り選手権」をやれ!
という感じです。
大企業の経営者の方だけが使えるというわけでなく
個人レベルでも必要になってくる知識になります。
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね
ブルーオーシャンに行くためには
ブルーオーシャンに行くためには大きく2つの方法があります。
- 市場の中で行ってない場所を探す
- 新しい場所を作る
この二つです。
あなたはどっちを選択しますか?
個人的には今いる市場でニッチな部分(ブルーオーシャン①)の方が
イメージがつかみやすいかもしれませんね。
ですのでまずは、左側のブルーオーシャン①を目指すべきだと思っています。
ブルーオーシャンを目指すときに陥りがちな失敗
みなさんがなにか企画を考えるときにこんな間違いを犯していませんか?
・業界内で同じ勝負で1位を目指そうとする
・一般的な概念に沿って、その中で抜きんでようとする
・他所と同じ買い手グループの事を考える
・製品やサービスの範囲を他所と同じにする
・戦略をたてるうえで、現在の競争状況に着目する 等々
簡単に言ってしまうと、他所と同じことしてその中で1番を目指してませんか?
という事です。
たいていの方は、頭の中にある常識を無条件に受け入れてしまい、
レッドオーシャンから抜け出せなくなってしまいます。
特に、社内で競わされている人はそういう思考になりがちです。
1位を目指すとしても、同じことを努力量だけで1位をとるのは大変であり
かつ、自分が上司になった時に「努力で何とかしろ!」としか言えず
部下がついてきません。
独自性のある強みを伸ばしていく必要があるんです。
ブルーオーシャンを目指すための6手法
まずはみなさん「全く知らない新しい事」にチャレンジするのではなく
今戦っているところの関連性の高くブルーオーシャンになりえる場所を目指しましょう。
そのほうが、すでに知見もあり、リスクも低く戦えます。
ではこれからそのための考え方の6つを案内します。
①代替産業に学ぶ
企業は同じ商品を扱っているところだけでなく、代替品とも競争してると言えます。
(レストランと映画は一見業界は違うが、「外出時の楽しみ」としては代替になりうる)
いわゆる同業他社の動きは毎日チェックしているのに、代替産業のチェックは疎かにしがちです。
代替産業との比較や、顧客の判断ポイントを理解しましょう。
例えば、マス顧客向けカメラはスマートフォンに代替されてしまいましたよね。
ですから、カメラマニア向けの高額商品などに代わっていっているわけです。
皆さんの扱っている商品を一辺倒な角度から見るのではなく
様々な角度から見て代替を検討してみましょう。
これらの類は、「主婦」の方は得意です。
家にある身近なものを、違うものに代替させてうまく使ったりしますよね。
②業界内の他のグループから学ぶ
これは同業種の中で、グループ分けしているところを参考にしようということです。
(例えば車業界の高級車とファミリーカーなど)
今までは高級品を提供していたとしたら、コストを下げ低価格帯で販売できる仕組み等の構築はできないでしょうか?
金融機関で言えば、過超富裕層向けのサービスとマス向けの富裕層サービス、マス向けサービス。
ライザップなんかも、「超高額だけど必ずコミットする」ことから、うまく他のジム等と線引きをしてますよね。
③別の買い手に目を向ける
皆さんの商売相手は誰になりますか?
(美容師さんなら髪を切りたい人、オフィス機器なら購買部門等が考えられると思います)
例えば今までと違う買い手はできないでしょうか?
昔のテレビでやっていたのは
「料理人向け刻み海苔ばさみ」というものがあったものの全く売れず、
それを「オフィス利用者向けのシュレッダーばさみ」として販売したというものがやってました。
このような買い手を変える知恵というのも必要です
④補完品や補完サービスをみる
例えばみなさんがパソコンを売る営業マンだったとします。
パソコンをどう売るかで1位を狙うのもいいでしょう。
しかし例えば、周辺機器等のマウスやキーボード等
周辺のものでまだ伸びていない部分はないでしょうか?
こういったものは市場が悪い時に散見されたりします。
例えばコロナの影響で、飲食店や娯楽産業が大変なのはご存じかと思いますが
飲食店の周りの駐車場、飲食店に冷蔵庫を販売している業者等
サプライチェーンを徹底的に考えると見えてくると思います。
機能と感性を切り替える
分かりやすいもので言うと、洋服などがそうでしょうか。
極論ですが、「服は着れればいい」ものですよね。
それがいつの間にか「おしゃれなもの」に代わっています。
これは機能から感性に代わっていった代表例かと思います。
例えば、化粧品やシャンプーなど自分自身の美容を高める機能として使っている商品が
これから、匂いやデザインなど感性の商品に代わる可能性もあります。
将来を見通す
これは難しいかもしれませんが、
今の外部環境を踏まえ、将来どうなるかを予測し独自性を検討することです。
例えば、マイナス金利により、金融機関関係者が不要になると想定するのであれば
金融機関特化型の転職サービスを作る等
今→未来 を考え、どんな変化が起こり、どんな需要があるのかを考え抜くことです。
まとめ
今まで話してきたのは、業界内で独自性を高める方法でした。
ですので、もちろんある程度業界知識がある上での話です。
新入社員の方や、転職されたばかりの方については
まず、独自性も必要ですが、人のマネをしてスキルを身につけることが大優先です。
レッドオーシャンから抜け出すことであなたの人生は大きく変わります。
もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば
お気軽にツイッターまたはお問い合わせフォームからご連絡くださいね