ビジネスマインド

今の会社を辞めたい人がとるべき戦略。

Grand Journeyのサトーです。

今回は「今の職場と今後のプラン」について検討していきましょう。

私は転職から起業をしており、やっと年収が3000万円近くいきましたし

今の会社のメンバーは副業組も多いので、この辺はより具体的なアドバイスできると思っています。

問題点

まずは「なんで会社を辞めたいのか」を紐解いていく必要があります。

私の場合は「収入を上げたい」だったのでまずは転職という道を選びました。

皆さんがどれに当てはまっているか選んでみてください。

転職理由のアンケート(上位から記載)

給与や福利厚生が良くない

職場の人間関係が良くない

休日や残業時間などの待遇が良くない

仕事内容にやりがいを感じない

会社に安定性、将来性がない

仕事を正当に評価してもらえない

経営理念や社風が合わない

職場環境が悪い

希望の勤務地でない

出所:マイナビ転職

これはアンケートにより細かい意見になっていますが

大きく分けるとこの様に

  1. 組織に要因がある
  2. 個人に要因がある
  3. 将来に要因がある

3つに分類されます。

解決策

それぞれ、1つの理由ではないかもしれませんがとるべき対応はそう多くはありません。

  • 転職
  • 副業
  • 社内生き残り

といった3ケースが解決策としてもメインシナリオになります。

どれがいい等といった優劣があるわけではありません。

ご自身の場合どの対応がいいのか検討していきましょう。

ケースごとに戦略を検討しよう

ではここから先ほど述べました3つの要因毎に

どのように対応すべきか検討していきます。

組織に要因がある

このケースは

福利厚生が悪い、給料が低い、等

会社そのものに不満があるケースです。

いくら仕事を頑張っても昇給しない事や休みをとりたくても中々とれない環境にある点が問題になります。

このケースに当てはまる方は

「転職」や「副業」がメインの選択肢になります。

※それぞれのメリデメは後ほど紹介します。

個人に要因がある

これは人間関係が悪い、上司が尊敬できない等といったケースです。

転職やフリーランスの相談を受けるときに一番多いのがこちらです。

もし会社も仕事内容も好きで、唯一人間関係が嫌だという人は

社内での部署移動や上司に相談してその人を移動させるといった

「社内での生き残り戦略」を検討しましょう。

加えて時間に余裕があるなら「副業」などを検討してもいいかもしれません。

例えば、今は「会社の給料に依存しているから」上司のいう事を聞かないといけないかもしれませんが、

もし「依存しないだけの副業からの収入」を確保できれば、人間関係は一気にかわります。

将来に要因がある

このケースは今あたながお勤めの業界が今後しぼんでいく斜陽産業にあるケースです。

例えば銀行業界など、最近のニュースで明らかな人件費削減戦略をとってますよね?

今は給料がいいけど、10年後には首をきられるかもしれないケースなど

将来性に不安がある場合は「転職」と「副業」をメインにしましょう。

もし、今あなたがそのまま動かずに

10年後に大リストラがあった場合、もうどこの会社も拾ってくれません。

年齢を無駄に重ね、更に市場にあふれたリストラ人材の中でいい会社を選ぶことは不可能でしょう。

なぜなら「安月給でもいいから!」という目線で転職する人達との競争になるため

自分は「高所得で!」なんてわがままが言えなくなるからです。

解決策のメリデメ

では先ほどから選択肢として上げているもののメリデメを整理していきましょう。

「転職」

転職の場合、自身の環境を大きく変えられるメリットがあります。

フルコミットの営業に転職した場合は、個人事業主の様に自身で稼がなくてはいけませんし、いわゆるホワイト企業に転職できた場合はのんびり仕事ができるかもしれません。

ただし、デメリットとしては

残留者利益の放棄や新しい事に挑戦するため相応の負担が発生します。

例えば今の会社に残れば退職金が多くもらえる。立場があがれば仕事のしやすい環境になるといった「残ることで得られる利益」は放棄する必要があります。

※逆にこれのせいで自由に動けないケースもありますが

それに転職は基本的に「即戦力」を求められますので、今あなたにスキルがない場合は就活が上手くいかないケースもあります。

副業

副業は今の仕事を続けながら、空いた時間で自らビジネスをするケースです。

今は様々な仕組みが整備されているので、自ら仕事を作り出すこともそう難しくなくなっています。

メリットとしては本業以外の収入を確保できる。

(それに伴い、今の会社での居心地もよくなる)

デメリットとしては、本業以外にも仕事をしないといけないので

体力的な負担や、スキルが必要になるためとても忙しく大変な作業になります。

私の会社のパートナー達はみなさま本業がある上で私のサービスを手伝ってくれている副業の方がメインです。

例えば動画編集スキルなどをみにつけ、YouTuberになりたいがその辺のスキルがない人をサポートするなどの副業は今後もあるかもしれませんね。

社内生き残り(部署移動等)

社内で生き残る場合はみなさんの負担が圧倒的に上記の方法に比べて減少します。

例えばジョブチャレンジ制度や部署移動の希望制度等が整備されていれば

その制度を活用するだけで済むからです。

メリットとしては

残留者利益が残ることです。

将来性もあり、仕事も楽しい。ただ、あの人とだけ馬が合わない…

という方はどうやったら社内で生き残れるか模索しましょう。

デメリットとしては

会社そのものに依存してしまうので、万が一今の会社が斜陽産業になってしまった場合は、

会社と一緒に衰退していってしまいます。

加えて、大きい会社であれば、部署移動すれば人間関係はリセットされますが

小さい会社であれば部署移動しても結局関わらないといけないケースが大半です。

まとめ

私のケース

私の場合は会社の要因がメインでした。仕事自体は楽しくできていたのですが

大手金融機関の給料ははどんなに頑張っても30代で1000万円前後

運よく出世の流れに乗っかて役員になれても50代で2000万円前後

私個人としては最低でも30代のうちに3000万円は欲しいという希望があったので

「フルコミットの営業に転職」か「起業」という選択肢があり

すぐ起業してもよかったのですが、経験値という面で、「転職」を選びました。

最後に

いかがでしたか?

それぞれ会社及び個人でそれぞれ環境が違うと思います。

考えるのがめんどくさい…という選択肢はなしとして

どう動けば人生がよりよくなるのか検討してみてください

もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば

お気軽にツイッターDMまたはコーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡くださいね!