ビジネスマインド

人類最高の発明は〇〇である。加速度的に成長する為に最も大切な事。

Grand Journeyのトミーです。

人類最高の発明は複利である

アインシュタイン

金融機関にお勤めの方なら、「あぁ複利ね」と思うでしょう。

初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、資産運用でも「複利計算」は大事な要素ですが

人生においても同じことが言えます。

どんなに少しずつでも毎日成長することが大切になるんです。

今回の記事は前半は数字、後半はマインドセットといった内容になっています。

明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね

複利って何?

複利の概念を理解するためには数字を見るのが一番です。

まずは、みなさん手元に100万円あるとします。

良い金融商品が見つかって、金利が10%あるとします。

そこに100万円を投資したら「何年で倍」になるでしょうか?

考え方①単利計算

一番シンプルなのは単利計算です。

1年目:100万円×10%=10万円 (累計:110万円)

2年目:100万円×10%=10万円 (累計:120万円)

10年目:100万円×10%=10万円 (累計:200万円)

毎年同じ金額(100万円)に同じ率(10%)をかけていくと倍になるのは10年かかりますね。

これが単利計算です。

考え方②複利計算

続いて複利計算の計算式です。

1年目:100万円×10%=10万円 (累計:110万円)

2年目:110万円×10%=11万円 (累計:121万円)

3年目:121万円×10%=12万円 (累計:133万円)

7年目:177万円×10%=18万円 (累計:195万円)

毎年発生した利息を元本に足していく方法が複利計算になります。

こうして比較してみると、元々は同じ金額(100万円)だったにも関わらず

倍になるまでの年数が約3年も違ってきます。

(おまけ)72の法則

おまけで72の法則というのもお伝えします。

72 ÷ 〇%(金利) = △年

これは複利で運用した場合「資産が倍になるまでの年数」がわかる簡単な計算式です。

例えば、金利7%の金融商品があった場合

72 ÷ 7 = 10年

と簡単に倍になるまでの年数がわかります。(約10年ですね)

ちなみに今の銀行預金の金利は0.001%

72 ÷ 0.001 = 72,000年

です。

子…孫…曾孫…玄孫…来孫…昆孫…仍孫…雲孫…雲孫の子…雲孫の孫…雲孫の曾孫…雲孫の玄孫……

どの世代まで行けば倍になるのか、途方もない話ですね。

ちなみに「雲孫」以降は決まってないそうです。

人生に置き換えてみる

話しを戻しますね。

みなさんの人生は数字遊びではないので、簡単に言い表せないかもしれません。

しかし、人生は下りのエスカレーターの様なもので、何もしないと自然とマイナスになってしまいます。

例えば

何もしないA君と努力家のB君を見てみましょう。

A君は何もしない人。口ではでかい事をやりたいと居酒屋で語っているだけの日々。

B君は努力家。才能はない事は気付いていて、成長のために毎日少しずつ努力をしている。

何もせず、毎年10%のスキルが下がっていく人(A君)と

日々の努力で毎年10%のスキルアップをする人(B君)のスキルメーターを比較してみます

A君のスキルメーター

1年目:100×0.9=90

2年目:90×0.9=81

3年目:81×0.9=73

10年目:39×0.9=34 

10年後にはスキルは34まで下がってしまいます。ここから逆転するのは大変です。

B君のスキルメーター

1年目:100×1.1=110

2年目:110×1.1=121

3年目:121×1.1=133

10年目:236×1.1=259 

A君のスキルは10年後に259と2.6倍まで広がっています。

もうここまでくると10年前のB君とは別人ですよね!

さらに成長するための2つコツ

先ほどは簡単な計算例をお見せしましたが、さらに成長するためには2つのコツがあります。

それは

①早いうちにスキルアップを大きくしておく

B君は毎年10%アップするという簡単な例でしたが

例えばB君が初めの1年で努力をたくさんして、100だったスキルを130まであげたとすると

その後のは130をベースに複利計算が始まるので更に加速度的に成長することが可能です。

なので言えることは

来年より今年、来月より今月、来週より今週、明日より今日、午後より午前、12時より9時

に力を入れて仕事やスキルアップに励むと、成長の幅が広がるんです。

思考の整理学という本には「朝に活動することの良さ」が書かれていますのでこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ご参考記事:「 朝 」を制する者は「 人生 」を制する!

②継続できる仕組みを作る

B君の例は継続できているからこそ成り立つもので、それが無理という方も多いと思います。

やはりそんな時は他力本願でモチベーションを管理しましょう。

ご参考記事:いつまでたってもモチベーションが上がらない人へ

特に人間は環境によって変わる生き物です。

よく「仲のいい友達5人の平均が自分」ともいわれるように、他人に依存して生きています。

それさえ理解していれば、環境を変えることで仕組みを作り継続することが可能になります。

まとめ

今回は数字が多くて申し訳ないですが

日々取り組むこと、成長することの大切さが伝わればと思っています

ポイントは3つ

1.複利は魔法 人生でも最大限生かす

2.早めに集中してやったほうが後々楽

3.モチベーションは他人任せ

いかがでしたか?

明日の仕事からぜひ実践してみてください

もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば

お気軽にツイッターやコーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡くださいね