Grand Journeyのトミーです。
皆さんは、仕事をするうえで毎日のように「意思決定」して進めていますよね。
大きい事、小さい事人それぞれあるかと思いますが、重要な決定をするときに
大切となる要因が5つあります。
これは有名な著書である「経営者の条件 P.F.ドラッカー」を読んでもらえれば分かるのですが、私なりに簡単にまとめてみましたのでご参考にしていただければと思います。
選択を間違ってしまうこともありますが、
まずは間違わない決定をするために準備しましょう!
明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね
5つの要因
意思決定をするうえでポイントとなる5つのポイントは以下の通りです。
① 問題の種類を知る
② 必要なことを明確にする
③ 反応を気にせず正しいことやる
④ 行動に変える
⑤ フィードバックをする
項目解説
今回はポイントが5つと多いので、1項目の中で簡単にまとめますね。
問題の種類を知る
問題の種類は大きく4分割でき、それが意思決定の第一歩になります。
①基本的な問題 (みなさんの仕事で起こっていることは殆どこれ)
②本人にとっては例外だが基本的な問題
③特殊性が高く例外的な問題
④新しい問題(基本的な問題の表れ)
特殊性が高く例外的な問題“以外”については、原理原則や基礎基本に基づく解決策が必要になります。
そしてよくある失敗が、この基本的な問題を例外的な問題と勘違いしてしまうことです。
その場しのぎで対応したり、無駄なルールをつくったりしてしまう可能性が高く
正しい意思決定ができなくなってしまうリスクがあります。
もし何か問題が発生した時、周囲に「報連相」を行い、自身の問題がどの種類でどの規模なのか確認しましょう。
例えば自分より少しレベルの高い人に相談すると既に経験されていたりするので、思ったより問題でないことがあります。
必要なことを明確にする
意思決定する上で、「目的」や「目標」「必要な条件」などを明確にしないと正しい意思決定はできません。
必要な条件については、この問題を解決するために「最低限必要なこと」を考え抜くことが必要です。
真に必要なことを絞り出し、意思決定の要素にしましょう。
例えば、独立やフリーランスになることを検討したとします。
その理由や目的はなんででしょうか?
「収入を上げたいから」「スキルを上げたいから」「自由に生きたいから」
それに加えて「自分が最低限必要としている事」を考え、万が一の時のボトムラインに引きましょう。
例えば、収入は〇〇円確保しておきたい。恋人とは別れないようにしたい。等
そのボトムを下回らないのであればチャレンジする価値はありますよね。
正しいこと目線で
多いケースとして「何が反対されるか」「何が受け入れられるか」をスタートとして意思決定をしてしまうケースがあります。
あくまでそれは「伝え方」の問題であり、本質的な「意思決定」の方法ではありません。
特に親御さんは子供の事が心配になるので、「大きい挑戦」には基本的に反対しますよね?
「親がなんていうか…」と悩み意思決定を下すのは正しくないという事です。
またどこかのタイミングで何かしらのネガティブな妥協などが必要になってくることもあるでしょう。
他人目線で意思決定をしてしまうと、その妥協についても間違った判断になってしまう可能性があります。
極端な話ですが、例えばAさんはチームをまとめるリーダーで営業推進が課題だったとします
部下に嫌われたくないから、部下の管理をやめる → 他人目線
上司に成果を詰められるから、部下を管理する → 他人目線
この二つは部下の管理についてですが、どちらも他人目線です。
自由な環境により自立性を高めるために、管理制度を廃止する → 正しい目線
お客様に良い提案をするために、部下に対して正しい管理をする → 正しい目線
これは一例ですが、他人の目線を第一にして意思決定するのはやめましょう。
行動に変える
上記の①~③については、あくまで実行前の話です。
この決定を実行してこそ、意思決定になります。
そして、一番時間がかかるのがこの「行動に変える」ことです。
意思決定をする計画を立てるうえで、実行に移すところまで含んでやる必要があります。
悩んで悩んで決めたのに、結局やらなかった経験はありませんか?
正しい判断をして意思決定をしたのなら、自分の逃げ場をなくす環境づくりをしましょう。
たとえば私なんかは資格試験など、
業務に必要になると考え「受験すると意思決定した」場合はまず逃げ場をなくします。
後輩を捕まえて、一緒に勉強をやり、専門学校をその場で予約し
上司に報告して、落ちたら恥ずかしい環境をまず作り上げます。
逃げれなくなったらこっちのものです。あとはやるだけですから。
フィードバックをする
意思決定は一時的なものではなく、その後もその時の意思決定が
正しかったのか、間違っていたのか、修正すれば大丈夫なのか。
常に検証しなくてはいけません。
人は常に正しいわけではなく間違えることもありますし、過去の大成功した意思決定についても原因をフィードバックしない限り
それはたまたま出来た事となり、次の意思決定にも活かすことができません。
まとめ
今回は、意思決定の要因をまとめてみました。
新入社員や若い人たちは責任のある仕事をまだ任されておらず「関係ない」と思うかもしれません。
しかし、日々の中で必ず「意思決定」はあります。
むしろ、責任のない意思決定のうちに、今日記載したことを練習し、いざ上司になった時に困ることのないようにしましょう。
明日の仕事からぜひ実践してみてください!