ビジネススキル

【山本五十六】部下とのすれ違いをなくし、マネジメント力を上げよう【内閣アンケート】

Grand Journeyのトミーです。

本日はマネジメントについて記事にさせて頂きます。

この記事を読まれている方は

それぞれ立場があるかと思います。

「若手」「管理職」「経営者」等々

特に管理職や経営者の方に見てもらいたい内容ですが

若手の方も来年以降、後輩が1人でも入ってくればマネジメントをすることになりますし、

少し上の立場で物事を考えると成長の幅も広がります。

本日は山本五十六の名言からマネジメントについて学んでいきましょう。

明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね

現状を知る

まずはマネジメントと職員の意識を違いを把握しましょう。

まずはこれらの項目を自分自身がちゃんと出来ているか、チェックしてみてください。

簡易チェック方式【できている〇/できていない✖】

誰に見られるものでもありませんので正直にやってみましょう!

  1. 組織の目標・方針の共有
  2. 適時・適切な判断と柔軟な見直し
  3. 課題把握に基づく業務間の優先順位付け
  4. 新たな課題に積極的にチャレンジする思考の浸透
  5. 適切かつ柔軟な業務分担
  6. 部下との積極的なコミュニケーション
  7. 組織間での信頼関係の構築と折衝・調整
  8. 部下のキャリア形成や人材育成に対する支援
  9. ワークライフバランス意識の浸透や多様な人材活用
  10. コスト意識を重視した業務運営や改善・改革
  11. 公平・公正な業務執行に対する組織意識の向上

チェックできましたか?

では、実際に

管理職が「出来ている・どちらかというと出来ている」と思った割合と

職員が管理職に対し「出来ている・どちらかというと出来ている」と思った割合を

みてみましょう!

(出所)内閣官房内閣人事局平成29年3月「管理職のマネジメント能力に関する アンケート調査」

これらを見ると、

管理職の皆さんは部下から

「キャリア支援や人材育成をちゃんと考えてない」と思われています。

更に互いにギャップがある点は

コミュニケーションや働き方の面で大きくギャップがある状態です。

このように一番ヤバい状態は

上司はやっているつもりなのに、部下は全くそれを感じ取っていないことにあります。

管理職の皆さんはちゃんと部下と向き合って

部下の人生を背負うつもりで

マネジメントをしていますか?

自分がその上の上司に怒られない為に、自分の出世のコマとして

部下を扱っていませんか?

終身雇用がなくなるこの時代にそんなことをしたらすぐに部下は離れていきます。

あなた(管理職)も選ばれる立場という事を理解しましょう。

本日はその中でも最もできていない

部下の育成にフォーカスを当てていきます。

山本五十六の名言

山本五十六さんは日本の海軍の軍人で、いわゆるマネジメントに関する名言等を多く残しています。

山本五十六さんについて詳しく知りたい方はこちら

その中でも特に有名なのが

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ

褒めてやらねば人は動かじ

こちらです。

当時の日本軍だと想像もつかないですよね。

この言葉は戦後以降も語り継がれている言葉です

管理職の皆さんはちゃんと意識してやっていますでしょうか?

ひとつづつ紐解いていきましょう。

やってみせ

右も左も分からない部下に

「とりあえずやっておけ、おれの時代は誰も教えてくれなかったぞ!」

と仕事丸投げでやっていませんか?

そのほうが学びがあるというのは管理職の言い訳です。

効率的にスキルアップすためには、1分1秒が大切なんです。

なのに無駄に作業をさせたり、必要のない知識をつけさせたりするのは管理職の怠慢ですし、教えないという事は責任放棄に近いものがあります。

まずは「自分のやり方を見せてあげる」

その上で「部下なりのやり方を身につけるように指示」することが大切です。

そんなの甘えだ!俺の時代は誰も教えてくれず、見て盗んだ!と言い張る人は

時代のせいにせず、育ってきた環境が悪かったことを理解しちゃんと部下には

やってみせの姿勢を貫きましょう。

言って聞かせて

次に「言って聞かせて」ですが

これは今から自分がやって見せる事のロジックや理由などをしっかりと

言って聞かせてあげましょう。

例えば、営業の時に「今日の目的は〇〇だから▲▲をする。次の…」というように

なんでそれをしないといけないのかを伝えましょう。

料理を学ぶときに、なんで火加減を調整しないといけないのかが分からなければ、

見た料理は作ることができますがそれ以外の料理に応用できません。

やって見せたうえで、理由ややり方、方針などを言って聞かせてあげましょう。

させてみせ

そして、自分がやり理由も伝えた上で

部下にアクションしてもらいます。自ら経験しないと中々自分の血肉となりません。

部下はもちろん初めてなので失敗するかもしれませんし、上手くいかないかもしれません。

しかし先ほどのステップがあったことで自信をもって「させてみせ」をやるように促します。

褒めてやらねば

そして最後にフィードバックです。

なるべく出来た所を褒めてあげるようにしましょう。

ただ、褒めるばかりでなくても大丈夫です。

「●●はよくできていたね!素晴らしい! しいて言うなら、▲▲は少し改善の余地があるかもね、次から…」

というように、褒めるとセットで改善点も伝えてあげることでより良い部下の教育が出来るようになるかと思います。

最後に

最後に、上司のあなたの動き方が「上しか見てない」様な動きになると部下は敏感に反応します。

そう思われたらおしまいで、失った信頼はもう戻ってきません。

そしていつかパワハラやセクハラで指されてお終いになってしまいます。

勿論上司も人間ですからミスはするでしょう。

その時に「部下からの支持」がどれほどの支えになるのかも意識し

部下の為を思って教育に取り組みましょう!

いかがでしたか?

明日の仕事からぜひ実践してみてください!

もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば

お気軽にツイッターDMまたはコーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡くださいね