ビジネススキル

【 マネジメント 】 いつまで自分で働くの? 人を動かす上で大切なこと!

Grand Journeyのトミーです。

みなさんの中には、デイトレーダーの様に1人で外部との連絡も少なく暮らされている方も多いかもしれません。

しかし、多くの方は、営業先のお客様や、部下や上司、恋人等多くの人と関りを持ち、生活しているんではないでしょうか。

そんな時に「どう周りの人を動かすか」がとても大切になってきます。

「動かす」と聞くと印象が悪いかもしれませんが、これは当たり前のことで

お客様の気持ちを動かすから商売が成り立ちますし

恋人の心を動かせるから充実した生活が送れるわけです。

また、今の仕事が楽しく、やっている時間が幸せでも

自分が病気になってしまったら、一切の収入がなくなってしまいます。

もちろん機械で自動化させている方もいらっしゃるかもしれませんが、

組織を持ち、人間を動かし、自分以外に稼いでもらう事も大切です。

昔先輩に言われた言葉を今でも思い出します。

「誰かに稼がせるより、自分で稼いだほうが何倍も楽だよ」

と、当時は自分で稼ぐのめっちゃ大変だぞ。と思っていましたが

最近は年も重ね、先輩の言っている意味がだんだんと理解できるようになってきました。

この言葉の通り、人を動かすというのはとても優れたスキルなのです。

今回は人を動かす時に一番大切な事をお伝えします。

それは「承認欲求」を満たしてあげる事です。

明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね

人の欲求を知る

ヒトには色々な欲求があります。

1健康

2食欲

3睡眠欲

4金銭(及びそれで買えるもの)

5性欲

6承認欲求  等

簡単にあげましたが、大体このようなものかと思います。

※マズローの5段階欲求については別の機会に記事にします

そして1~5については、自助努力でどうにかなるケースがほとんどです。

日本に住んでいれば、食欲に困ることもそうそうありません。

(このブログを読めている時点で困るレベルではないでしょう)

ただ一つ中々満たせないのに、心の大きな部分を占めている欲求があります。

それが承認欲求です。

逆に言うと、相手の「承認欲求」満たしてあげることで、自分の為に動いてくれるようになるんです。

承認欲求とは

承認欲求とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、

「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれます。

みなさんも承認欲求はありますよね?

私も勿論あります。

いい意味で「お客様に必要とされたい」「組織に必要とされたい」「恋人に必要とされたい」という思いがあります。

むしろ必要とされている時には、それがお金にならなくても必要以上に努力してしまいます。

逆を言えば、相手の「承認欲求」を満たしてあげることで、思っている以上の価値を提供してもらう事ができるんです。

相手を肯定する

今は否定の文化

今はネット社会で匿名で色々と発言できることから、否定する文化になっています。

確かに議論をすすめるうえで、否定することでより良いものにするという考えはあります。

私もサラリーマンの時は「健全な否定」という大義の元、めちゃくちゃ自分の提案を否定されました。

「こんなんではダメだ。このリスクはどうなってる。こっちのほうがいいだろ…」

もちろんいい提案を作る上で大切なことなんですが、これがずっと続くと

如何に上司に否定されない提案を作るか。どう上司を論破する要素を固めるか。

これに思考が行ってしまします。

結果としてお客様目線からかけ離れた内向きの提案が出来上がってしまうんです。

しかし、部下やお客様を動かすときに必要なのは「如何に肯定するか」です。

ダメ後輩が変わった瞬間

これもサラリーマン時代の後輩の話しですが

何度も寝坊し、仕事はダメダメでいつも怒られている後輩がいました。

その後輩は、いつも怒られて意気消沈し、でも持ち前の明るさとガッツでなんとか毎日を過ごしているような状況でした。

たまに僕に少し弱みを見せて「ちょっときついんで転職しようと思っています」なんて相談を受けたこともありました。

そんな中、上司が変わり、その後輩の事を凄い褒め始めたんです。

「お前の良いところはガッツだから…」「明るい性格をこう活かして営業をやろう」等々

するとその後輩はみるみる営業成績が上がり、寝坊やミスもどんどんなくなりました。

ずっと認められない悪循環から、上司が変わり褒めるという肯定で承認欲求を満たす好循環に入っていくループを初めて目の当たりにしました。

とにかく相手の褒めるところを探す。これはシンプルにして最大の効果を発揮します。

必要性をつたえる

次に必要性を伝えることです。

相手に求めるものの必要性と役割。これを明確に伝えてあげましょう。

例えば、部下であったら、年齢や役職を踏まえどういうことを期待しているのか

それに対して、どう動いてほしいのか。これを伝えましょう

表の言葉と裏の言葉を伝える

ポイントは「組織のマニュアルとしてではなく、自分の言葉として伝える」事です。

大企業であれば、「この役職に求められるもの」というような人事マニュアルがあるかと思います。

ただ部下は、「そんなの関係ないだろ」「結局上司の評価次第でしょ」と

マニュアルの事を心に留めている部下なんて一切いません。

ですので、もちろん組織としてのマニュアルがあるのは当然ですが

ちゃんと自分の言葉で伝えてあげましょう。

その上司に私も教育されていたのですが

「褒められて半人前、認められて一人前、恐れられて一流だよ、お前はもう褒めるステージじゃないから恐れられるまで頑張れ」「若手のトップとして、とにかく組織を牽引してほしい」と激を頂いたことがあります。

とにかく、私は自分の出世の為でなく、その上司の期待に応えたいこの一心で頑張りました。

正しい評価をする

期待を伝えて、実行に移したら正しく評価し伝えてあげましょう。

もちろん否定から入ることなく、褒めることからやりましょう。

君のここが良いけど、ここがまだ足りない。そのためには…と

こちらも同じですが、しっかりと自分の言葉で伝えることが大切です。

まとめ

ポイントは3つ

  1. まず褒める
  2. 必要性を伝える
  3. 評価を伝える

いかがでしたか?

明日の仕事からぜひ実践してみてください

もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば

お気軽にツイッターまたはお問い合わせフォームからご連絡くださいね