ビジネスマインド

【ニューノーマル】弱肉強食はもう終わり。適者生存を目指すための3つの考え方。

Grand Journeyのトミーです。

働き方改革、SDGsやESG、IT技術の発展。

景気の悪化やそれに伴う金利の低下。

雇用関係の変化や大リストラ。

最後にとどめを指したのが、コロナウイルスによる影響。

私たちが生活する環境は大きく変化をしようとしています。

「ニューノーマル(新しい常識や常態)」に変化していく中で

自分たちも変化しないとどんどん取り残され

最後には不要な存在になってしまいます。

新時代を切り開くためのポイントを抑え、時代についていきましょう。

明日からすぐ使える事を選んで書いてますので、ぜひすぐ実践してみてくださいね

ニューノーマルとは

ビジネスや経済学の分野において、2007年から2008年にかけての世界金融危機やそれに続く2008年から2012年にかけての大景気後退(英語版)の後における金融上の状態を意味する表現。

Wikipedia

日本では「新しい常識・状態」の事を言います。

特に最近のコロナウイルスで改めてよく聞くようになりました。

しかし、その前からこの考え方は勿論ありました。

色々なブログやニュースなどで

「なくなる仕事・なくならない仕事」といった記事をよく見かけますよね。

私は金融機関にいた背景からよく「FinTech」については勉強させられ

特に融資担当者や資産運用担当者など、

将来なくなる仕事によくあげられていました。

なにもコロナだからできた言葉ではなく

昔からあって、「何となくみんな知らん顔」してきたものを

コロナが暴いてくれたというほうが正しいんではないでしょうか?

強者でなく適者を目指す

まず1番大切なことは、

「弱肉強食」の考えから「適者生存」の考えにあたらめることです。

負けを知らない…とてもかっこいいですよね。

  • 会社で言えば常に1位をとり続けている営業マン。
  • 格闘技で言えば世界1位になったプロボクサー。
  • お笑いで言えばM-1を制したチャンピオン。

私たちはどうしても1位を目指してしまいますし、力を付け「強者」になることを目指してしまいます。

しかし、動物界において生存競争で勝ち抜いているのは

大きな牙を持った動物でもなく堅い甲羅に守られた動物でもなく

環境に適し、進化をつづけた動物たちです。

生物学者の中では、「進化」ではなく「たまたま環境に適していた」という意見もありますが、

強いものでなく、環境に適していたものが生き残っている結果は変わりません。

みなさんの人生に置き換えてみましょう。

出世競争や結果を残す為、社内での強者になる努力をしてきているかと思います。

資格取得もそうですし、営業成績をあげる事、その他スキルアップ…

それらは悪い事ではありません。取組自体はとても大切な事です。

ただ「ニューノーマル」の世界では、終身雇用は当たり前ではありません。

AIの進化による仕事の代替、人がいらなくなる…それに伴いリストラの実施。

どんなに会社内の定義で「強いもの」を目指しても、

会社の目指す姿が変わってしまえば、一気に弱いものに変わってしまいます。

そんな時、如何に過去をすて、時代の変化に合わせることができるかが

最大のポイントになります。

あなたの周りに環境が変わることに不平不満ばかり言っている人はいませんか?

そんな時代遅れな人たちはおいて、変化を捉えてあなたも変わっていく必要があります。

多様性を受け入れる

次に大切なことは、「多様性を受け入れる事」です。

新しい常識・常態はつまり「今までのあなたの常識を否定」することと同義です。

例えば、私が小学生の頃は「男子が黒いランドセル・女子が赤いランドセル」が当たり前でした。

だれも疑う事なく、それに従っていました。

むしろその常識を守らない人がいじめられたり、差別の対象になる時代でした。

しかし今は違います。男女は平等であるべきですし、過去の人たちが植え付けた偏見をそのまま信じる必要もありません。

国籍や性別、様々な人の考えや思いを受け入れていくことで、

守りに強い組織になることができ、様々な挑戦の機会が増えることになります。

グラフはイメージですが、金太郎あめのように同じ人間を量産し、

それ以外受け入れない組織では、1点集中型のリスクが高い組織になってしまいます。

(もちろん戦略的にそうするのであれば良いですが)

しかし、多様性を受け入れることで、多くの考えや視点から物事を捉えることができ、

守りに強く且つ今までにない発想でビジネスチャンスを創造できる可能性が生まれます。

ただ、注意点として

コミュニケーションにおいて、過度な対応は不要だと思っています。

信頼関係がない人同士のコミュニケーションは多少の注意は必要ですが

最近は〇〇ハラスメントが乱立しており、コミュニケーションがとりにくい環境になりつつあるのも事実です。

信頼関係を作ったうえでは、多少フランクにしてもいいと個人的には考えています。

むしろそれが当たり前になる世界では、意識する方がカッコ悪い感じになるでしょう。

芸人さんも信頼している芸人にイジられても感謝や笑いが生まれます。

信頼関係のない人にイジられると不快に思うそうです。

まずは相手を受け入れ信頼を構築することを大切にしましょう。

何をすべきかにフォーカスする

最後は「何をすべきかにフォーカスする」です。

今までのサラリーマンは「会社に与えられた目標」や「ルール」に従い

「自らの考えを持たず」に働いてきました。

しかし新時代では「変化する環境の中で自分が何をすべきか」を徹底的に

考え抜き、働いていく必要があります。

これは個人としてでも組織人としてでも同じ事です。

例えば

あなたの職場で「パワハラ」が行われていたとします。

古い体質の会社で、中々上司に意見を言う事が出来ない環境だとします。

でもあなたはこの会社がやっているビジネスが好きで辞めたくない。

そうなった時「あなたは」どうしますか?

パワハラを見て見ぬふりをするのか、

組織を変えるために動くのか、

ここでの仕事は諦め転職するのか。

環境に適する為には、自分が変わるか環境を変えるしか方法はありません。

上司の意見でも会社の方針でもなく「あなた」の意見を元に行動していかなくてはいけません。

もし見て見ぬふりをするなら、あなたは生き抜けないでしょうし

組織が変わらないなら、遅かれ早かれその会社は潰れます。

それの選択や行動があなたの独自性を生み、価値となって自分に返ってくるのです。

まとめ

ポイントは3つ

  • 強いものでなく適用できるものになる
  • 多様性を受け入れる
  • 何をすべきかにフォーカスする

いかがでしたか?

明日の仕事からぜひ実践してみてください!

もしお悩みの事や課題に感じていることがあれば

お気軽にツイッターDMまたはコーポレートサイトのお問い合わせフォームからご連絡くださいね